2020.05.14 14:25曖昧で形のない話私の意見が何においてもいつでも正しいなんて思わない。そして相手の言っていることがいつでもおかしいとも思わない。何が正しいのか?でもこれは正しさの話ではない。たとえ私が「こうだ」と思う事柄とズレた主張を投げかけられたとしても、きちんと耳を傾けようと思っている。その人が立っている場所でしか存在しない状況と価値観と視点があるのだから。たとえ無理でも、それを理解したい。誤りだと思うことを冷静に論じられる人...
2020.05.05 22:10愚かな私はいつも悲しくて不幸だ父が出てくる夢をみた。珍しいことではない、何度も何度も夢に出てくる。パターンというものがあって、ひとつは家族4人で本当に幸せな時間を過ごしているもの。そしてもう一つは、生前の父の苦しみについて、そしてそれを私たちが理解している前提で話が進んでいくものである。19歳まで、私は何にも周りが見えず、浅はかで愚かで何事にもまったく理解のない人間だった。振り返るとそれはある意味とても幸せで、心の苦しみを伴わ...
2020.05.03 04:00海辺の修道士5月2日(土)の日記犬の散歩を終えてきた。今日は朝のうちに(気持ちを切り替えるため)化粧をしたというのに、何かに取り組むことも特にせず、掃除洗濯をして、朝はコーヒーを飲んで、昼ご飯は食べず、フランスのショートムービーを1本観て、そのまま夕方までぐっすり眠ってしまった。空の灰色がそのまま部屋の中に広がっているような薄暗さに包まれて、いつもは土曜日にも行われる近所の工事も今日は無かった。夕...